仏事の知識(喪中はがき)

仏事の知識

「喪中ハガキ」について

 12月に入ると年賀状の手配、年賀状を書くのに忙しい季節になります。
 喪中ハガキが届いた場合、その相手方には年賀状を送るのは控えます。
 喪中ハガキは、その家、家族が喪に服していると伝えてきているものですから、お祝い(年賀)は不要のものとなります。
 年賀状を書く都合もありますので、喪中ハガキは遅くても12月10日位までには届くようにしたいものです。
 喪中ハガキが届いた時には、すでに年賀状を送ってしまった・・・こういうこともあるでしょう。
その時には、訃報を知らなかった旨を添えて「お悔み状」を出しましょう。
 また、新年は5日の寒の入り過ぎてから「寒中見舞い」をだしてあげたいものです。

「喪中の期間」とは?

 喪中(喪に服している期間)の期間とはどれくらいなんだろうか?ということになりますが、
明治7年に出された太政官布告の「服忌令」では、下記のように、忌(忌中)と服(喪中)の期間をこと細かく定めています。
 忌と服は、謹慎度の深さによって分けられますが、おおまかには、忌は自宅に謹慎する期間、服は喪服を着用する期間と考えていいでしょう。
 現在ではもちろん、こうした法令はすべて撤廃(昭和22年に廃止)されていますが、
仏事の慣例としては、今もこの太政官布告の「服忌令」が一つの目安にされていて、
たとえば父母の死亡に際しては七七忌(四十九日)までが忌中、一周忌(一年間)までが喪中とされることが多いようです。

明治7年に出された太政官布告の「服忌令」(昭和22年廃止) 
喪中ハガキ喪中期間の目安としてご覧ください

父・母の死は    忌中50日間 喪13ヶ月間 子が服する
養父母の死は    忌中30日間 喪150日間 子が服する
継母・継父の死は  忌中10日間 喪 30日間 子が服する
夫の死は      忌中30日間 喪13ヶ月間 妻が服する
妻の死は      忌中20日間 喪 90日間 夫が服する
嫡子の死は     忌中20日間 喪 90日間 親が服する
夫の父母の死は   忌中30日間 喪150日間 妻が服する
祖父母の死は    忌中30日間 喪150日間 孫が服する
母方の祖父母の死は 忌中20日間 喪 90日間 孫が服する

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